水田典寿 × 雨跡 at KYO AMAHARE
「Cradle」

水田典寿 × 雨跡 at KYO AMAHARE
「Cradle」

2年ぶりにKYO AMAHAREの二ノ階で開催する水田典寿さんの展覧会。
本展のテーマは「Cradle=ゆりかご」
寝ているのか、死んでいるのか
包まれているのか、不自由なのか
見ているのか、見られているのか
柔らかな陽が注ぐ、ゆりかごの中でおだやかに眠るいきものたち。
その表情から皆さまは何を感じるでしょうか。
◇会期
KYO AMAHARE
2026年10月23日(金)- 11月3日(火・祝)
※水曜定休
◇作家在廊予定日
10月23日(金)
◇場所
KYO AMAHARE 二ノ階 @kyo_amahare
〒604-8063 京都府京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入油屋町 127番地
TEL : 075-256-3280
E-mail : kyo@amahare.jp
営業時間: 12:00-19:00
◇来店予約 本展はご予約不要となりますのでご都合のよい時間に是非お越しください。

水田典寿 × 茶房 居雨
茶会「ゆりかご」
茶房 居雨では10月23日(金)から始まる水田典寿さんの展覧会「Cradle」
にあわせて茶会「ゆりかご」を開催いたします。
空間のしつらえに水田さんの作品を用いてみなさまをお迎えいたします。
当日は水田さんにもお席に入っていただく特別な茶会です。
この日限りのお品書きにどうぞご期待ください。
みなさまのご参会を心よりお待ち申し上げております。
茶会「ゆりかご」@sabo.kyo_amahare
景 水田典寿
雨 金光由里香(居雨)
茶 万 yorozu
菓 昆布屋孫兵衛
監 万 yorozu 德淵卓
逢 水田典寿
日10月23日(金)
時 15時~17時
場 茶房 居雨/KYO
御会費 8,800円(税込)
※サービス料として別途10%頂戴しております。
御予約 TableCheckにて承ります
Instagram @sabo.kyo_amahare のTop画面にございます「席を予約する」もしくは居雨のWeb Siteよりご予約をお願い申し上げます。
https://www.tablecheck.com/ja/sabo-kyo/reserve/message
御支払 ご予約時にオンライン決済(クレジットカード)にて承ります。
※1日前(ご予約日時の24時間前)からのキャンセルは100%のキャンセル料を頂戴いたします。
Photo / Eri Masuda @massu_90
Text / Kenichi Kaneko @amahare_kaneko
Cradle
2年ぶりの水田さんの展覧会の打ち合わせに東京・福生にある水田さんのアトリエへ。
お邪魔するのは何度目のことでしょうか。
いつも通りの柔らかな笑顔で迎えてくださった、水田さん。
案内されて併設するギャラリーに入ると陽だまりに心地よさそうに眠る、犬の木彫が横たわっていました。
「今回のメインの作品をこちらにしようと思っていますがいかがでしょうか」
と問いかけてくださった水田さん。
続けて「展覧会のテーマは”Cradle=ゆりかご ”でお願いできればと思います」
とご提案いただきました。
今まで避けていた犬のモチーフに挑戦していることは、少し伺っていたのですが
その愛らしい表情に目を奪われると共に、「ゆりかご」というテーマは水田さんらしくて素敵だなと思い「ぜひそうしましょう」とお答えしました。
見ているもの
「Cradle」というタイトルは水田さんの制作姿勢そのものを表しているようです。
ゆりかごの中にいる赤ちゃんは、優しい家族に見守られながら過ごしています。
一方、ゆりかごの外にいる人の立場になると「赤ちゃんを見ている」という視点にかわります。
水田さん曰く、
「ゆりかごの中で安心できているという見方もあれば、
自分では身動きすることはできず、監視されていると捉えることもできる」
この鳥の視線の先には、心地良さそうに眠る生き物が静かに横たわっていました。
包まれているのか、不自由なのか。
見ているのか、見られているのか。
見られているもの
トリミングされた世界が好きという水田さん。
アトリエには大きな動物の木彫が小さな部屋の中で横たわっています。
ガラス越しに見える、動物の安らかな表情。
生きているのか、死んでいるのか。
死んでいるのか
アトリエに移動すると制作途中の数羽の鳥がテーブルの上に。
今から生まれてくるこの鳥たちに命は宿るのでしょうか。
生きているのか
明るい小窓に集う鳥たちの愛らしい表情。
その視線の先には何が映るのでしょうか。
ゆりかご
一見すると世界観が異なるこちらの作品。
当初はこの「木鼻彫」を意識した展覧会になるのかなと思っていました。
結果としては、ご本人としても思うところがあり、本展では名脇役としての出品となりましたが、
力強い作風に心を奪われます。
本展のテーマである「ゆりかご」という言葉自体が水田さんの作品だけではなく、ご自身の心境を表しているように感じています。
生きているのか、死んでいるのかという曖昧な領域を行き来する作品のように、
水田さんは工藝とアートのどちらでもない領域を行き来しているようです。
時が経過した素材と向き合いながら生まれてくる、
水田さんにしかできない、水田さんの今の表現にどうぞご期待ください。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。