赤木明登
作り手 / 赤木明登 素材 / 漆・木 地域 / 石川県輪島
漆器産地「石川県輪島」で漆の作品を制作し続けている赤木明登さん。
先人が生み出した日本各地に残る美しい漆器の意匠を赤木さんが再編集したうつわ。
自然がもつ有機的なフォルムをベースに赤木さんの感性で新たに生み出した作品。
クリエイティブな料理人とのやりとりの中から生まれた機能も新しい漆器など。
漆という素材と真摯に向き合いながらその可能性を模索しています。
漆というとハレの日など特別な時に使うものと捉えられがちですが
赤木さんの作品はあくまで日常で使う“ぬりもの” 。
佇まいの美しさは勿論のこと、手に持った時、口に当てた時の感触がやわらかなうつわです。
赤木さんの“ぬりもの”と共に過ごす心地よく美味しい時間をどうぞお愉しみください。
赤木明登×雄勝硯生産販売協同組合×fresco×KURO AMAHARE
Integration of different materials
[ プロフィール▼ ]
塗師。1962年岡山県生まれ。
中央大学文学部哲学科卒業。
編集者を経て、1988年に輪島へ。
輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修業、1994年独立。
以後、輪島でうつわを作り、各地で個展を開く。
著書に『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』、共著に『毎日つかう漆のうつわ』(いずれも新潮社)など。