Oku3
京都とKYO AMAHARE。
KYO AMAHAREと茶房 居雨。
私達と世界中に住む同じ価値観を持つ皆様。
KYO AMAHAREを開業してからの1年間「和紙」を通じて沢山のご縁を繋いでくださった「和紙作家」ハタノワタルさん(@hatanowataru)への感謝の気持ちを忘れたことはございません。
そのハタノさんのキュレーションプロジェクト「Oku3」をKYO AMAHAREの一周年にあわせて開催することになりました。
KYO AMAHARE、茶房 居雨がある築130年の京町家に潜む「Oku」とは?
ハタノさんたちがどのように解釈をし、表現されるのか私達もとても楽しみです。
会期初めの2日間(11/22・23)は敷地の最奥にある「茶房 居雨」で特別なお茶会を開催いたしますので是非ご参会ください。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
(KYO AMAHARE ディレクター・金子憲一 @kyo_amahare)
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Oku3
ひかりとかぜ
ひかりとかげ
ひかりとつらなり
うえとした
床に座る
可視化できない存在
それらを紡ぐ存在
時間の経過と共にある存在
時が重なる
瞬間と永遠
ひかりとかぜ
寄せては返す波のよう
その幾重にも重なる見えない波
この間を行き来する
時には匂いを 運び | 嗅
時には湿った空気を 運び | 触
時には雨が瓦を叩く音を 運び | 聴
時にはしづくのような木漏れ日を 運び | 視
重なりあう これらの感覚の要素は
この空間に佇むわたしたちを 包む
輪郭
ひかりとかげ
この小さな空間の中に ひかりが射す
射しこんだひかりは その着地点を照らし
奥へ向かい減衰する
明るさと温度
空気の流れと湿度
それらが絶え間なく変化する
ある瞬間のひかりは
ある瞬間の状況を生みだし
それは重なり続け 時間の堆積となり
瞬間と永遠をつなぐ
大橋史人(@fumicht_tempo.ac)
Okuとは、アーティスト・ハタノワタルと建築家・大橋史人を中心に作り出す展示空間です。
Okuというテーマを共に考え、空間を作っていくアーティストに声をかけ、今までに感じたことのないアート空間をつくるプロジェクトです。第一回目がホテルカンラ京都、2回目が松本市の空き家、そして今回は築130年のKYO AMAHAREで開催することとなりました。
Oku3は「奥」のその先を感じる場を創れるよう準備をしています。
■参加アーティスト
奥から始まるものがたりを作る・アリサト工房(@arisato1)
空間をミニマムに捉える・太田良子(@rglasslabo)
すべてまるになればいいと考える・チプラスタヂオ(@tipura_studio)
空気を感じOkuをデザインする・大橋史人(Oku空間設計)
表現することは美しいと考える・ハタノワタル (Okuキュレーション)
■日時
2024年11月22日(金)ー12月3日(火)*水曜日は定休日となります
11:00ーー19:00
作家在廊
11月22日・廣中有里、大橋史人、ハタノワタル
11月23日・太田良子、佐々谷千夏、大橋史人、ハタノワタル
■会場
KYO AMAHARE
京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入油屋町 127番地
TEL : 075-256-3280 E-mail : kyo@amahare.jp
Oku3 × 万 yorozu × 茶房 居雨
茶会「奥/Oku」
茶房「居雨/KYO」ではKYO AMAHAREで開催する展覧会「Oku3」の世界観を実体験できる茶会「奥/Oku」を開催いたします。
当日は、作家の皆様にもお席に入っていただき空間や作品についてのお話を伺いながら、お茶やお菓子お召し上がりいただける特別なイベントです。「Oku3」チームと共にみなさまのご参加をお待ち申し上げております。
器/景 Oku3
茶 大串佳奈(居雨)
菓 昆布屋孫兵衛
監 万 yorozu 德淵卓
逢 11/22 廣中有里、大橋史人、ハタノワタル
11/23太田良子、佐々谷千夏、ハタノワタル
場 茶房 居雨/KYO
一回目・日 11月22日(金)時 16時~18時
二回目・日 11月23日(土)時 16時~18時
御会費 8,800円(税込)
御予約 Table Checkにて承ります
Instagram @sabo.kyo_amahare のTop画面にございます「席を予約する」
もしくは居雨のWeb Siteよりご予約をお願い申し上げます。
https://www.tablecheck.com/ja/sabo-kyo/reserve/message
御支払 ご予約時にオンライン決済(クレジットカード)にて承ります。
※3日前(ご予約日時の72時間前)からのキャンセルは100%のキャンセル料を頂戴いたします。
この2日間だけの特別な室礼とお品書きをどうぞお愉しみください。
ハタノワタル(Okuキュレーション)
表現することは美しいと考える
1971年 淡路島生まれ
1995年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒
1997年 黒谷和紙研究生となる
2000年 黒谷和紙漉師として独立
2007年 京もの認定工芸士
2022年 Wa.galleryに所属
空間施工、アート、国内外での展覧会グループ展多数
主な仕事はlog-尾道施工とアート、広島郵便局アートウォール、
tou-nishinotoinアートワーク他
大橋史人(Oku空間設計)
空気を感じOkuをデザインする
建築家/空気職人
建築、家具、仮設空間などを主として、職人や作家と協働し、空間やもの・気配を通じてそこにしかない空気感を生み出す活動をしています。
アリサト工房 廣中有里
奥から始まるものがたりを作る
染/織/茶布/青墨染布/植物繊維
茶布は淹れ終えた茶葉の力で染めた布
青墨染布は祖母の形見であった青墨を磨り染めた布
人と場のものつ本来の魅力を引き立て、支えとなるような布作りを心がけています。
近年は苧麻や芭蕉などの繊維をとり、古来から伝わるアンギン編みの技法に取り組み始めています。
奈良県生駒郡在住
太田良子
空間をミニマムに捉える
神奈川県生まれ。
2001年に東京ガラス工芸研究所卒業。
2006年より兵庫県のガラス工芸館に勤務し、2014年から「オオタ硝子研究室」として活動。
2018年に京都府に工房を構え、キルンワークの技法を用いた制作に励む
チプラスタヂオ
すべてまるになればいいと考える
tipura studio(チプラスタヂオ)
主に 鉄を使い 作品をつくります
屋号の「チプラ」は 地に+(プラス)。大地にしっかと 足をつけて立つことを 心がけるための屋号です
京都府南丹市在住。